小者釣師

こんにちは。ボーナスを貰ってホクホクの、アームロックです。




いや～、寒くなってきましたねぇ。

とはいえ、昨年までの吹き曝しの金庫工場と違い、今の職場は冷暖房完備でして、

そりゃまぁ快適ですわ。

服装も自由で、ペラペラツナギとは大違い。

そして、懐もあったかい！

うへへへ何買おっかなぁ！




へっ？そんな話はいいから、予告通り釣りの話をしろって？

はいはい、分かりましたよ。




先週の日曜日、今我社がタッグ組んでいる会社のS専務さんに

『デカバス行きませんか？』

という言葉に、即リアクションバイトの私たち兄弟は、のこのこ琵琶湖に出かけて行ってきました。




現地は海と見紛うばかりの波が打ち寄せ、かつシトシトと雨模様。

いつもならここでテンションガタ落ちですが、今回は違います。



どう？この安定感。

ちなみに左側の安っぽいタックルが私のもの、右側の高そうな盛りだくさんが、Sさん。

『行きます。』

ダンディーに言い放つと、

ひぃぃぃぃぃ（恐）

ぶっとびです！

ええ、ヅラともども幽体離脱しそうになりました。




しばし走って、来るとき通ってきた琵琶湖大橋をくぐると、そこは南湖。

ワンタックル８万円と思しき塊から、その一つをつかみ、舳に立つと、



『ヒュイ～ン』

といい音をさせて、クランクベイトをブン投げます。

弟も、このために購入した、ワンタックル５万円で



『ヒュイ～ン』

といい音をさせて、シャッドをブン投げます。

負けじと私も、

『ヒュイ～ン』

と口で言いながら、ワンタックル４千円でバイブレーションを分投げます。



２時間ほど手を変え品を変え、Sさんは、巧みにエレキを扱いながら、ポイントを移動していきますが、

アタリさえありません。

魚探には、ベイトらしきものが次から次へと表示されますが、肝心のバスの反応がありません。

南湖を西へ東へ魚探に記憶してあるポイントをシラミツブシに探っていきますが、

すべて異常なし！



舞台を北湖に移し、深場でと沖島周辺に差し掛かると、恐るべき風と波が・・・・。

そして、出船場所近くでコバッチィでもとやっていた時のことです。

ポイント移動のため、アクセルをふかしたその瞬間、

『ガガガ！』

何事かと見ると、タックルが次々と湖へ落ちていくではありませんか！Sさんの高～いタックルが。



どうやら、コレを留め忘れていたようです。

大急ぎで来たところを戻ってみると、

浮いていました。１本。

聞いたところによると、一番高いタックルだそうで、よかったと胸をなでおろしていました。

『あれ？でもSさん、最初６本ありましたよね？』

そうです。現在４本しかありません。

『ええ、カルカッタ重いから。』

ええっ！カルカッタコンクエスト２個も！

しめて１６万の損害。

『大丈夫、大丈夫だから。』



すいません。全然大丈夫に見えません。


もしかしたら、私のボロタックルを投げ込めば、女神が現れて

『あなたのタックルは、この安物タックルですか？それともこの、高価なタックルですか？』




そんな馬鹿な事も言い出せませんでした。




帰りに、マリーナの隣にある、ハンバーガー屋で、弟とSさんは



スタンダードにベーコン

私は、



バハ（アボガド）

をいただき、次回はジギングでリベンジを誓いました。



年明け一発目はジギングだぁ！


ホントか？