相も変わらず・・・

アームロック

2012年10月30日 20:39

こんにちは。獲得と喪失、どういう顔をすればいいか悩むふりをする、アームロックです。



ここのところ、涼しくなってきましたねぇ。

あっ!涼しいのはデブだけか。





TAKE2!






ここのところ、肌寒くなってきましたねぇ。

子供の運動会では、RECランプが消えたまま頑張っていたり、

1冊の本を読むのに1ヶ月かけて 挫折して みたり。

山では、色彩豊かに色付き、柿や栗など山の幸も食卓に上がることも・・・。

秋の深まりを感じられずにはいられません。

「アオリなんぞ食い飽きた」という、

私では夢でも起きないような体験を

されている方もいらっしゃる事でしょう。


『早くイカたべたいなぁ~。』娘はアオリっぱなしです。













なのにナゼ、ハゼ!?














『やっと「清流国体」終わった~~~!釣りだ~~~!』

この無駄すぎるテンションは、悪友NTです。

彼の仕事は、公務員に限りなく近い事もあり、毎週週末もそれで縛られていた為、

ストレスの氾濫から、終了直後に電話かけてきた訳です。


『今週末は、仕事だから駄目だよ。』

『ほな、ひ・と・りで爆釣行ってきま。』

と勇んで出かけて行きました。

おおよそ、釣れている時は、


『ひゃっはっはっ。爆釣でっせぇ。』

と、コピー品より不必要な連絡があるのに、3日経っても連絡がありません。

電話をすると、


『今週末ですやろ、本番は。』
天罰じゃ!
深くは追求しません。人は皆、秘密を抱えて生きているんです。

ええ、そりゃあもう、私を含め周りは謎だらけです。






今回は当初、私、息子K、NTの、3人の予定でしたが、

NTの『今度は、釣れまっせぇ。』

という、何の根拠もない自信をしぶしぶ信じ、

数年前に富山から越してきたご近所さん、MMさんを誘っての釣行となりました。

幼馴染でもある、M改めMHは、大物との格闘予定のため、違う場所へ行くようです。


最近付き合い悪いと思っていたら、彼は昔から「強運」を持っていたことを忘れていました。

NTの「サゲチン」オーラを感じ取っているのでしょう。


前日、いきなりNTから電話がありました。

「清流国体」の打ち上げが前夜あるとの事で、朝の出発時間を遅らせてくれとの事でした。

2時間も。

ジェットに邪魔されない、早い時間からやりたいから、早めに出ようと言い出し、

時間を決めたのは、NTです。


「お前だけ、走ってこい!」
その体重で来れるのならな!
という言葉を飲み込み、『はいはい。』と朝5時出発としました。

今回は、新しいポイントということで、ヤツしか知らなかったからやむ負えません。

それに、ルアーもできるだろうということなので、そこを期待することにしました。

折角、ショアラインシャイナー買ったのに!!





隣人である、MMさんを連れだって、二日酔いのはずがテンションMAXのNTを乗せると、

1時間かけて、いつもの岬釣具店さんを訪れました。


ここです!

実は今回の釣行を承諾した最大の理由は、ここで売っているロッドなのでした。


この緑色と青色のテレスコ、700円で売られているのを前回しっかりチェック済みです。

「安い人用」のオーラは、見逃せるはずございません。

樹脂のガイドが燦然と輝くこのロッドは、かのOGKでございました。

リールもナチュラムさんで購入したOGKですから、

ええ、最強タッグです。


『そんなん、ダメダメ。』

という、早速のNTチェックも完全スルーです。
彼は元プロですが、ロッドブレイクもプロ並み。







NTが案内した場所は、いつものところより数十メートル上流にあり、

護岸されておらず、川べりはぬかるんで、とてもスニーカーなどでは釣りになりません。

それに付け加え、その場所は幅が3mも無く、非常に手狭で、斜面となっており、

到底4人が並んで釣りができるような、スペースはありません


『ああ、いつものタックルだけでいいっすよ。』

と言っていたNTは、ちゃっかり長靴を持ってきていました。

私を含め、後の3人は当然普通の靴です。

特に今回は、新しい場所だという事で、ルアーも思いつく限り持って行き、

意気込んでいた分、その落胆たるや。

川を眺めているNTを首に手を伸ばし、軽く、



キュッ!

とやる衝動に駆られました。

いつものポイントへ強制移動です。







アドバンテージを奪うために、岬さんで針だけ付けるのみにしておいたため、

スムーズに第一投を果たしました。

が、いつもならすぐ来るアタリがありません。

アホみたいに喋り倒していた、NTと息子Kも

『う~ん。』

と発しただけで、黙り込みます。






その時は、いきなりきました。

ファーストキャストから、およそ30分ほど経った頃です。

16cmの春のサイズと変わらないハゼです。

そこから、1時間ほどかかって5尾を上げました。

NTは未だ2尾。

おまけに、仕掛けと泣き別れという、私並みのミスを犯し、


『ちょっと行ってくる。』

と哀愁を漂わせながら、旅立って行きました。

その姿が米粒程になった時、


『お~い。もう二度と戻って来るんじゃないぞぉ~。』

と惜別の言葉を贈りました。








ヤツが去って、1時間。

数は伸びないものの、とりあえずボウズを逃れた私を横目に、

息子Kは本命1尾、MMさんに至っては、未だゼロ。




うなだれ1号 K


うなだれ2号 MMさん


















写す価値なし NT










いっいかん。このままでは、町内からも干されてしまう。

飛距離、エサの垂らしの長短、針のサイズの変更、私の知りうる様々な変更繰り返し、

なんとか、16~7cm程の3尾を上げていただくことにに成功。


『よかったぁ~。ヨメさんに怒られずに済む。』

家庭の事情は、どこも似たようなものなんでしょうかねぇ。

まぁどうやら、ギリギリ「村八分」は避けられたようです。






その頃、NTがやっと戻ってきました。

『全然ダメ。』

とかぬかしながら、既に33尾。

かなりカミまで上がったようです。長靴で。

足がつかないように、周辺でタイトロープを探したことは、言うまでもありません。








結局NTが35尾、息子Kが2尾+チチブ6尾、MMさん4尾、

私は、14尾。

また勝てませんでした。

前回もそうでしたが、2ケタ差がなかなか埋まりません。

悔しい限りです。






帰りは、寂しそうなMMさんに心ばかり分け、残ったのがこれだけ。


オフクロにあげる約束をしていたので、これは食べられません。

娘は、前回で味をしめ、欲しがりましたが、


『なぁんだ、それだけか。』

ある意味全てが厳しい一日となりました。



いつもそうですが、私のフィッシングシーンで、TAKE2を願わない日は来るのでしょうか。
今日、たまたま仕事で塗装をしていると、


こんな状態に。

私のリスペクトしている方の一人、鯰さんと同じになれたと、喜んでいましたが、


「お前の尊敬度合いとは、そんなものか!」

との天の声とも、気のせいとも、幻聴ともとれる声が、

聞こえた気がしてしまいましたので、



こうなりました♡

ええ、飛びません。
意識は飛びそうです。

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