相も変わらず・・・
こんにちは。獲得と喪失、どういう顔をすればいいか悩むふりをする、アームロックです。
ここのところ、涼しくなってきましたねぇ。
あっ!涼しいのはデブだけか。
TAKE2!
ここのところ、肌寒くなってきましたねぇ。
子供の運動会では、RECランプが消えたまま頑張っていたり、
1冊の本を読むのに1ヶ月かけて 挫折して みたり。
山では、色彩豊かに色付き、柿や栗など山の幸も食卓に上がることも・・・。
秋の深まりを感じられずにはいられません。
「アオリなんぞ食い飽きた」という、
私では夢でも起きないような体験を
されている方もいらっしゃる事でしょう。
『早くイカたべたいなぁ~。』娘はアオリっぱなしです。
なのにナゼ、ハゼ!?
『やっと「清流国体」終わった~~~!釣りだ~~~!』
この無駄すぎるテンションは、悪友NTです。
彼の仕事は、公務員に限りなく近い事もあり、毎週週末もそれで縛られていた為、
ストレスの氾濫から、終了直後に電話かけてきた訳です。
『今週末は、仕事だから駄目だよ。』
『ほな、ひ・と・りで爆釣行ってきま。』
と勇んで出かけて行きました。
おおよそ、釣れている時は、
『ひゃっはっはっ。爆釣でっせぇ。』
と、コピー品より不必要な連絡があるのに、3日経っても連絡がありません。
電話をすると、
『今週末ですやろ、本番は。』
天罰じゃ!
深くは追求しません。人は皆、秘密を抱えて生きているんです。
ええ、そりゃあもう、私を含め周りは謎だらけです。
今回は当初、私、息子K、NTの、3人の予定でしたが、
NTの『今度は、釣れまっせぇ。』
という、何の根拠もない自信をしぶしぶ信じ、
数年前に富山から越してきたご近所さん、MMさんを誘っての釣行となりました。
幼馴染でもある、M改めMHは、大物との格闘予定のため、違う場所へ行くようです。
最近付き合い悪いと思っていたら、彼は昔から「強運」を持っていたことを忘れていました。
NTの「サゲチン」オーラを感じ取っているのでしょう。
前日、いきなりNTから電話がありました。
「清流国体」の打ち上げが前夜あるとの事で、朝の出発時間を遅らせてくれとの事でした。
2時間も。
ジェットに邪魔されない、早い時間からやりたいから、早めに出ようと言い出し、
時間を決めたのは、NTです。
「お前だけ、走ってこい!」
その体重で来れるのならな!
という言葉を飲み込み、『はいはい。』と朝5時出発としました。
今回は、新しいポイントということで、ヤツしか知らなかったからやむ負えません。
それに、ルアーもできるだろうということなので、そこを期待することにしました。
折角、ショアラインシャイナー買ったのに!!
隣人である、MMさんを連れだって、二日酔いのはずがテンションMAXのNTを乗せると、
1時間かけて、いつもの岬釣具店さんを訪れました。
ここです!
実は今回の釣行を承諾した最大の理由は、ここで売っているロッドなのでした。
この緑色と青色のテレスコ、700円で売られているのを前回しっかりチェック済みです。
「安い人用」のオーラは、見逃せるはずございません。
樹脂のガイドが燦然と輝くこのロッドは、かのOGKでございました。
リールもナチュラムさんで購入したOGKですから、
ええ、最強タッグです。
『そんなん、ダメダメ。』
という、早速のNTチェックも完全スルーです。
彼は元プロですが、ロッドブレイクもプロ並み。
NTが案内した場所は、いつものところより数十メートル上流にあり、
護岸されておらず、川べりはぬかるんで、とてもスニーカーなどでは釣りになりません。
それに付け加え、その場所は幅が3mも無く、非常に手狭で、斜面となっており、
到底4人が並んで釣りができるような、スペースはありません。
『ああ、いつものタックルだけでいいっすよ。』
と言っていたNTは、ちゃっかり長靴を持ってきていました。
私を含め、後の3人は当然普通の靴です。
特に今回は、新しい場所だという事で、ルアーも思いつく限り持って行き、
意気込んでいた分、その落胆たるや。
川を眺めているNTを首に手を伸ばし、軽く、
キュッ!
とやる衝動に駆られました。
いつものポイントへ強制移動です。
アドバンテージを奪うために、岬さんで針だけ付けるのみにしておいたため、
スムーズに第一投を果たしました。
が、いつもならすぐ来るアタリがありません。
アホみたいに喋り倒していた、NTと息子Kも
『う~ん。』
と発しただけで、黙り込みます。
その時は、いきなりきました。
ファーストキャストから、およそ30分ほど経った頃です。
16cmの春のサイズと変わらないハゼです。
そこから、1時間ほどかかって5尾を上げました。
NTは未だ2尾。
おまけに、仕掛けと泣き別れという、私並みのミスを犯し、
『ちょっと行ってくる。』
と哀愁を漂わせながら、旅立って行きました。
その姿が米粒程になった時、
『お~い。もう二度と戻って来るんじゃないぞぉ~。』
と惜別の言葉を贈りました。
ヤツが去って、1時間。
数は伸びないものの、とりあえずボウズを逃れた私を横目に、
息子Kは本命1尾、MMさんに至っては、未だゼロ。
うなだれ1号 K
うなだれ2号 MMさん
写す価値なし NT
いっいかん。このままでは、町内からも干されてしまう。
飛距離、エサの垂らしの長短、針のサイズの変更、私の知りうる様々な変更繰り返し、
なんとか、16~7cm程の3尾を上げていただくことにに成功。
『よかったぁ~。ヨメさんに怒られずに済む。』
家庭の事情は、どこも似たようなものなんでしょうかねぇ。
まぁどうやら、ギリギリ「村八分」は避けられたようです。
その頃、NTがやっと戻ってきました。
『全然ダメ。』
とかぬかしながら、既に33尾。
かなりカミまで上がったようです。長靴で。
足がつかないように、周辺でタイトロープを探したことは、言うまでもありません。
結局NTが35尾、息子Kが2尾+チチブ6尾、MMさん4尾、
私は、14尾。
また勝てませんでした。
前回もそうでしたが、2ケタ差がなかなか埋まりません。
悔しい限りです。
帰りは、寂しそうなMMさんに心ばかり分け、残ったのがこれだけ。
オフクロにあげる約束をしていたので、これは食べられません。
娘は、前回で味をしめ、欲しがりましたが、
『なぁんだ、それだけか。』
ある意味全てが厳しい一日となりました。
いつもそうですが、私のフィッシングシーンで、TAKE2を願わない日は来るのでしょうか。
今日、たまたま仕事で塗装をしていると、
こんな状態に。
私のリスペクトしている方の一人、鯰さんと同じになれたと、喜んでいましたが、
「お前の尊敬度合いとは、そんなものか!」
との天の声とも、気のせいとも、幻聴ともとれる声が、
聞こえた気がしてしまいましたので、
こうなりました♡
ええ、飛びません。
意識は飛びそうです。
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