安い人用タックル vol.Ⅳ
こんばんは。友人のグチに付き合わされて、夜明けを迎えた、アームロックです。
『お父さんって、エサ釣りはヘタなんだね。』
前回の釣果から導き出された、息子の結論だそうです。
これでも、筏チヌでは50UPだって釣り上げた事があるし、
超前打ちでも、数を出した事があるんだ!20年も前の話だけど。
『お父さんはね、ルアーはいいんだけどね。特にワームは。』
Nの余計な一言も、それに一役買っているに違いありません。
悔しか~!もう、たまらん~!(陣内孝則風で)
こうなったら、苦手意識を克服し、エサの世界に舞い戻るぞ!
とはいえエサ釣りも、常識というか、時流というか、
私の知っている知識は、殆ど使い物にならないらしい。
おまけに、磯竿や前打ち竿、それに付いていたリール等は、ほぼ処分、ロストしており、
あとは、「廃棄処分」を待つガラクタばかり。
とりあえず、ボートを基準に、判るものを少しずつ揃えなければなりませんが、
調子こいて、ボートの借金に充ててしまった、「臨時収入」はもうありません。
となれば、最低限使えるものを、吟味に妥協と経済状況を何重にも重ねる、
秘技「安い人ぽちぽち」を発動するしかあるまい。
超絶プ~~~~~シュ!!!
この瞬間だけは、腕の痛みは全くありません。快楽物質出まくりです。
今回は、リールとラインだけとの誓いも、あるページによって一瞬にしても崩れ、
月末に向かって、自分を追い込みます。
数日すると、
来ました来ました。釣り業界のアウトロー達が。
そして、ガルプ!
だって、安かったんだも~ん。(注:おっさんの発言です)
早速、毛羽立ちやすいと評判のPEをワゴン決定リールに巻いてみました。
元々付いていた糸を切り過ぎて、下巻きを無くしてしまった事は内緒です。
ボートキス専用ですし、1年に何回も出来る訳ではないので、これ位で十分。
これでもう、アタリが取れないという事は、ありません。
しかも前回、オモリ直付けだった仕掛けは、なんということでしょう!
スプレー缶のノズルを使った中通し天秤(ヤッツケバージョン)に早変わり。
キスの脈動まで伝わってきそうな勢いです。の気がします。
ふっ
ふふっ
ぶわっはっはっはっは・・・ゲホゲホ。
Nよ、地団駄を踏む貴様の姿が目に浮かぶようだわい。
ロッドは、500円タックルにその座を奪われた、十数年前のダイワのバスロッドを
流用する事にして、リールに取り付けてみます。
いい感じだぁ~。
どうだと言わんばかりに、息子に見せると、
『お父さん、竿の先のガイド無くなってるけど。いいの?』
はあ?
よく見ると、先のガイドリングがありません。
よく考えなくても、予算もありません。
くっそ~。
今日も、地団駄を踏む私であります。
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