えっさほいさ

アームロック

2012年05月29日 08:37

こんにちは。ビール3本で液状化してしまう安上がりな、アームロックです。




時代に取り残された、儲かんない会社は、土曜日といえど、営業中でございます。

とはいえ、近年の傾向としては、ウイークデー以外は、おおよそ暇。

となると、

こんな事やったり、

あんなモン買ってきたり、

いらん事ばっかりやってしまうのです。





深夜の客待ち以外のスケジュールを全うした、やる気の失せきった昼下がり、Mからの指令が。

『木曽川河口のマダカをブッコミでゲットせよ。』

Mの最近のホームグランドなので、情報が確かだとはいえ、

ほぼ、20年近くやっていない「エサ釣り」です。

しかも、夜釣り。

大体、ロクな目に遭った事がありません。



・ライントラブルを直そうとすると、テトラから落ちる。

・深夜のジアイの最中、爆睡してしまい、ツルツルのまま颯爽と帰宅。

・まいごになる。



『ええっ~ブッコミ~~!しかも夜釣り~!』

当然のことながら、「安い人」のパイオニア、Mの指令は、絶対です。






22時のお客の帰着を待って、木曽川河口へ直行。

途中ゴカイを購入し、先行したMにケイタイで誘導されながら、0時半に現着できました。

15年ほど前に行った、釣りイベントの幹事だった時に封印された、

余りモノであるブッコミ仕掛けを、何の疑いも無く使用。

リールはリーガルZ、ロッドはノンブランドの4m程度のもの。





大きく振りかぶって~第一投、ナゲました。

ベイルが戻りました。

ブチッといいました。

遠くで、ズボッと聞こえました。

気分がナエました。



20年経っても成長しておりません。

昔のダイワのクセを、完全に忘れておりました。



第二投目を投げたところで、Mの子供達が、水際で何かをしているのに気が付きました。

『何してんの?』

『手長エビ。いっぱいいるよ。』

なるほど、テトラの上などに無数にエビが漂っています。

子供が使っていないタモを借り、子供よりも子供らしく、

手長エビや、川エビを掬っていきます。

思ったよりも、ガッポリとはいかず、直ぐに逃げられてしまいます。

今度来るまでに、専用のタモを作っておこう。




とここで、ガス欠です。

車の中で、コーヒー片手に、おにぎりをパクつき・・・・・















まっまぶしい!














気が付けば朝5:45。またも、やらかしたか。

一晩中起きていたMに、

『どう?釣れた?』

『ダメだ。サッパリ。』

試しに仕掛けをあげてみる。

何か付いています。



















『マダカってこんな小さかったっけ?』

『そうだよ。』

寝不足は、的確な判断を許しません。














子供達はというと、明るくなって消えたエビから、マハゼやシマハゼにスイッチし、

寝たはずのお年寄り私より元気です。

どんな体力しとんねん。




それからも、全くアタリの無いブッコミに見切りを付け、もうお土産モードです。

何故かBOXに入っていた、フナ針を「500円セット」に取り付け、

シマハゼを20尾程上げたところで、納竿。






帰宅後、ハラダシをし、ヨメに渡すとそのまま爆睡。


ハゼと手長は、子供達の胃袋に消えましたとさ。

私の所でも雹が、降ってきました。

忙しい私は、さして気にせず、騒ぐヨメさんをよそに、せっせとお仕事。

しばらくすると、完全に雨となり、雹タイムは終了したかに見えました。

『ちっ、根性の無え雹だな。ちったあ景気良くドカンとこんかい!』












ドカンときました。






10年ほど前よりはマシなものの、30mmを超えています。

『ひぃぃ。神がお怒りになったぁ。』

軽口は生来のものとはいえ、神様レスポンス良すぎ。

結局、その軽口のおかげで、工場の屋根に張ってある、ぶ厚いスレート3か所穴があきました。




まてよ?もしかして、これは兆しなのでは。

釣り日に「嵐を呼ぶ男」と呼ばれたこの私。

もしかして、今度の釣行は、

大漁ウハウハ

が待っているのでは。

きっとそうに違いない。

夢見がちな40代。良いように考えを改ざんしてしまうのも、お手の物。

よっしゃ!釣り行くぞ~

って、今週末は親連れて参拝だっけか。

チャンスをつぶすのも得意だった事を思い出しました。あ~ぁ

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