えっさほいさ
こんにちは。ビール3本で液状化してしまう安上がりな、アームロックです。
時代に取り残された、儲かんない会社は、土曜日といえど、営業中でございます。
とはいえ、近年の傾向としては、ウイークデー以外は、おおよそ暇。
となると、
こんな事やったり、
あんなモン買ってきたり、
いらん事ばっかりやってしまうのです。
深夜の客待ち以外のスケジュールを全うした、やる気の失せきった昼下がり、Mからの指令が。
『木曽川河口のマダカをブッコミでゲットせよ。』
Mの最近のホームグランドなので、情報が確かだとはいえ、
ほぼ、20年近くやっていない「エサ釣り」です。
しかも、夜釣り。
大体、ロクな目に遭った事がありません。
・ライントラブルを直そうとすると、テトラから落ちる。
・深夜のジアイの最中、爆睡してしまい、ツルツルのまま颯爽と帰宅。
・まいごになる。
『ええっ~ブッコミ~~!しかも夜釣り~!』
当然のことながら、「安い人」のパイオニア、Mの指令は、絶対です。
22時のお客の帰着を待って、木曽川河口へ直行。
途中ゴカイを購入し、先行したMにケイタイで誘導されながら、0時半に現着できました。
15年ほど前に行った、釣りイベントの幹事だった時に封印された、
余りモノであるブッコミ仕掛けを、何の疑いも無く使用。
リールはリーガルZ、ロッドはノンブランドの4m程度のもの。
大きく振りかぶって~第一投、ナゲました。
ベイルが戻りました。
ブチッといいました。
遠くで、ズボッと聞こえました。
気分がナエました。
20年経っても成長しておりません。
昔のダイワのクセを、完全に忘れておりました。
第二投目を投げたところで、Mの子供達が、水際で何かをしているのに気が付きました。
『何してんの?』
『手長エビ。いっぱいいるよ。』
なるほど、テトラの上などに無数にエビが漂っています。
子供が使っていないタモを借り、子供よりも子供らしく、
手長エビや、川エビを掬っていきます。
思ったよりも、ガッポリとはいかず、直ぐに逃げられてしまいます。
今度来るまでに、専用のタモを作っておこう。
とここで、ガス欠です。
車の中で、コーヒー片手に、おにぎりをパクつき・・・・・
まっまぶしい!
気が付けば朝5:45。またも、やらかしたか。
一晩中起きていたMに、
『どう?釣れた?』
『ダメだ。サッパリ。』
試しに仕掛けをあげてみる。
何か付いています。
『マダカってこんな小さかったっけ?』
『そうだよ。』
寝不足は、的確な判断を許しません。
子供達はというと、明るくなって消えたエビから、マハゼやシマハゼにスイッチし、
寝たはずのお年寄り私より元気です。
どんな体力しとんねん。
それからも、全くアタリの無いブッコミに見切りを付け、もうお土産モードです。
何故かBOXに入っていた、フナ針を「500円セット」に取り付け、
シマハゼを20尾程上げたところで、納竿。
帰宅後、ハラダシをし、ヨメに渡すとそのまま爆睡。
ハゼと手長は、子供達の胃袋に消えましたとさ。
私の所でも雹が、降ってきました。
忙しい私は、さして気にせず、騒ぐヨメさんをよそに、せっせとお仕事。
しばらくすると、完全に雨となり、雹タイムは終了したかに見えました。
『ちっ、根性の無え雹だな。ちったあ景気良くドカンとこんかい!』
ドカンときました。
10年ほど前よりはマシなものの、30mmを超えています。
『ひぃぃ。神がお怒りになったぁ。』
軽口は生来のものとはいえ、神様レスポンス良すぎ。
結局、その軽口のおかげで、工場の屋根に張ってある、ぶ厚いスレート3か所穴があきました。
まてよ?もしかして、これは兆しなのでは。
釣り日に「嵐を呼ぶ男」と呼ばれたこの私。
もしかして、今度の釣行は、
大漁ウハウハ
が待っているのでは。
きっとそうに違いない。
夢見がちな40代。良いように考えを改ざんしてしまうのも、お手の物。
よっしゃ!釣り行くぞ~
って、今週末は親連れて参拝だっけか。
チャンスをつぶすのも得意だった事を思い出しました。あ~ぁ
あなたにおススメの記事
関連記事