大惨事

アームロック

2012年03月17日 19:01

こんにちは。ヨメが隠していた保管していたタックルが出てきてホクホクな、アームロックです。


前回のタックル購入(懺悔編)のツケで、夕食を奢らせられる事になった、先日。

「ラーメン食べたい!」と言いだした、娘Yの言う事に従い、

昔よくお世話になった、地元では結構有名なラーメン屋に行く事にしました。

このラーメン屋、味の方はそこそこいいのですが、それで有名になった訳ではなく、

そこのおやっさんが、いいキャラをしていて、

水を持って来ては、『はい、すいません。』

ラーメンを持ってくるたびに、『はい、すいません。』

追加を頼んでも、『はい、すいません。』

会計をする時も、『はい、すいません。』

仲間内では、「すいませんラーメン」として呼ばれ、なかなか本当の店名を覚えてもらえない、

そういう意味では、かなりおいしいラーメン屋です。

その日も、おやっさんが来るたびに、家族みなの肩が小刻みに揺れておりましたが、

私は、堪え性が無く、鼻からメンが出そうになりました。

(残念ながら、ケータイ忘れたので写真がありません。)





さて問題は、その帰り道の事でした。

横になろうと、車のサードシートを起こした娘が、

『くっっっさぁぁぁぁい。』

と言ったのが、始まりでした。

娘が見下ろすところには、先日釣りに行った時、息子が使っていたウエストバッグが

下敷きになっていたようで、そこから、

もわっ!

と異臭が発生。

もっもしや!

毎回、都合のいい妄想ばかり膨らみ過ぎた宝くじは、絶対に当たんないのに、

こういう悪い予感は必ず的中してしまう、悲しい性がここでも発揮されてしまいました。


『ガルプ汁漏えい事件』

うわさで聞いた事があるものの、まさか私の身に降りかかってしまうとは。

勿論、ガルプのラスぺネ並の浸透力を舐める事無く、細心の注意を払ってきましたし、


その為に、このパッキンの効力の大きい、

「aromax」

をセレクト、今まで何の問題も無く過ごしてきたはずなのに。

兎に角、家に着くまで窓全開です。凍えました。

「うぇぇぇぇぇぇぇぇ。」

「気持ち悪~~~い。」

「はきそう。」

阿鼻叫喚の地獄絵図を展開しつつ、家路をたどりました。



漏れたガルプ汁は、シートにまで、しみ込んでいました。

車用置き型ファブリーズは、最初から無かったかのようです。

ファブリーズ、ファブリーズミストラル、しまいにはAg+まで振りかけてしまいました。

最強です。

ガルプに勝てるものなど無いとさえ、錯覚しそうです。



結局、イモビ頼りで、昼夜窓全開法によって臭いを取り去る事にしました。

もっとも、今日本で一番ガルプっぽいラフェスタなど、盗む奴などいないと思いますけどね。



原因は、これでした。

フタを斜めに締めてあれば、毛細管現象以前の問題です。

『こらK、いっつもしっかり締めておけと言っただろう!』

『なんでもいい加減では、釣りさえもできんぞ!。』

『しばらく、ガルプは使わせんからな!』

私の得意な、ダラダラ説教が始まりました。

しばらく、ごめんなさいと俯いていた息子でしたが、

『もういい。だったら、もう釣りやんない。』

禁じ手の逆ギレを繰り出してきました。

『ううっ。』

このままでは、息子をダシに釣りに行けなくなるじゃないか。

どうする、どうする、どうする・・・・



『はい、すいません。』
ちなみに、このaromaxガルプ缶には、純然たるガルプは入っていません。


いわゆる“ヅケ”です。


殆ど使わなくなった、昔懐かしいワーム達が無理やり漬物にされています。



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