大惨事
こんにちは。ヨメが隠していた保管していたタックルが出てきてホクホクな、アームロックです。
前回のタックル購入(懺悔編)のツケで、夕食を奢らせられる事になった、先日。
「ラーメン食べたい!」と言いだした、娘Yの言う事に従い、
昔よくお世話になった、地元では結構有名なラーメン屋に行く事にしました。
このラーメン屋、味の方はそこそこいいのですが、それで有名になった訳ではなく、
そこのおやっさんが、いいキャラをしていて、
水を持って来ては、『はい、すいません。』
ラーメンを持ってくるたびに、『はい、すいません。』
追加を頼んでも、『はい、すいません。』
会計をする時も、『はい、すいません。』
仲間内では、「すいませんラーメン」として呼ばれ、なかなか本当の店名を覚えてもらえない、
そういう意味では、かなりおいしいラーメン屋です。
その日も、おやっさんが来るたびに、家族みなの肩が小刻みに揺れておりましたが、
私は、堪え性が無く、鼻からメンが出そうになりました。
(残念ながら、ケータイ忘れたので写真がありません。)
さて問題は、その帰り道の事でした。
横になろうと、車のサードシートを起こした娘が、
『くっっっさぁぁぁぁい。』
と言ったのが、始まりでした。
娘が見下ろすところには、先日釣りに行った時、息子が使っていたウエストバッグが
下敷きになっていたようで、そこから、
もわっ!
と異臭が発生。
もっもしや!
毎回、都合のいい妄想ばかり膨らみ過ぎた宝くじは、絶対に当たんないのに、
こういう悪い予感は必ず的中してしまう、悲しい性がここでも発揮されてしまいました。
『ガルプ汁漏えい事件』
うわさで聞いた事があるものの、まさか私の身に降りかかってしまうとは。
勿論、ガルプのラスぺネ並の浸透力を舐める事無く、細心の注意を払ってきましたし、
その為に、このパッキンの効力の大きい、
「aromax」
をセレクト、今まで何の問題も無く過ごしてきたはずなのに。
兎に角、家に着くまで窓全開です。凍えました。
「うぇぇぇぇぇぇぇぇ。」
「気持ち悪~~~い。」
「はきそう。」
阿鼻叫喚の地獄絵図を展開しつつ、家路をたどりました。
漏れたガルプ汁は、シートにまで、しみ込んでいました。
車用置き型ファブリーズは、最初から無かったかのようです。
ファブリーズ、ファブリーズミストラル、しまいにはAg+まで振りかけてしまいました。
最強です。
ガルプに勝てるものなど無いとさえ、錯覚しそうです。
結局、イモビ頼りで、昼夜窓全開法によって臭いを取り去る事にしました。
もっとも、今日本で一番ガルプっぽいラフェスタなど、盗む奴などいないと思いますけどね。
原因は、これでした。
フタを斜めに締めてあれば、毛細管現象以前の問題です。
『こらK、いっつもしっかり締めておけと言っただろう!』
『なんでもいい加減では、釣りさえもできんぞ!。』
『しばらく、ガルプは使わせんからな!』
私の得意な、ダラダラ説教が始まりました。
しばらく、ごめんなさいと俯いていた息子でしたが、
『もういい。だったら、もう釣りやんない。』
禁じ手の逆ギレを繰り出してきました。
『ううっ。』
このままでは、息子をダシに釣りに行けなくなるじゃないか。
どうする、どうする、どうする・・・・
『はい、すいません。』
ちなみに、このaromaxガルプ缶には、純然たるガルプは入っていません。
いわゆる“ヅケ”です。
殆ど使わなくなった、昔懐かしいワーム達が無理やり漬物にされています。
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